二本松市の蔵元と日本酒

歴史と風土、技に磨かれた味

二本松の名酒が勢揃い!

大天狗酒造 株式会社

米、水、そして酵母…地産の原料にこだわる

かつて二本松藩の一部だった福島県本宮市にあるただ一つの酒蔵。

こだわるのは、地元産の原料。

米は同市内の契約農家から、仕込み水は安達太良山の伏流水を、そして酵母も福島県が独自
開発したものを取り入れるなど、地域密着型で伝統を守り続ける。

本宮市産「夢の香米」を100%使用。
キレと旨味が料理の味を引き立てる。

住所:本宮市本宮九縄18
電話:0243-33-2017
休業:土日・祝
交通:JR本宮駅より徒歩1分、東北進本宮1Cより車で約7分
他 :見学可(要予約、無料)

奥の松酒造 株式会社

長い歴史と柔軟な姿勢が新しい味わいを生む

1716年から日本酒を作り続けてきた、創業300年を超える歴史ある酒蔵。

その歴史の中で受け継がれてきた伝統の技と、新しい味を求める姿勢、そして最新技術が融合し、日本酒を飲みなれない人でも受け入れやすい新しい味わいの酒を生み出し続けている。

1WC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)2018 SAKE部門で、世界No1の称号『チャンピオン・サケ』を獲得した、ふくよかでさわやかな香りとなめらかな喉越しが自慢の吟醸酒。

住所:二本松市長命69
電話:0243-22-2153
休業:年末年始
交通:JR二本松駅より車で約13分、東北道二本松ICより車で約10分
他 :見学可(要予約、無料)、試飲可(本社内の酒蔵ギャラリーにて)

大七酒造 株式会社

正統派の「生?(きもと)造り」で世界に評価される酒を

1752年の創業以来、伝統の製法「生?造り」にこだわるスタイルを貫く。

微生物の力を引き出し通常の倍以上もの時間をかけてじっくり醸し上げる「生?造り」の酒は濃厚でコク深く、料理との相性も抜群。

世界の食通をも唸らせる味わいである。

上品な芳香と柔らかな舌触りがたまらない、生造りの純米大吟醸酒

住所:二本松市竹田1-66
電話:0243-23-0007
休業:土・日・祝
交通:JR二本松駅より車で約6分、東北道二本松ICより車で約6分
他 :見学可(1週間前までに要予約、定員6名。無料)

株式会社 檜物屋酒造店

手間ひまかけた搾りが雑味の無さの秘密

銘柄の「千功成」は月日二本松藩主・丹羽公の先の君主、豊臣秀吉の「千成ひょうたん」に千の功(手柄)という言葉が合わさり、名付けられた。

一番の特徴は搾リ。

全量を袋に詰め時間をかけて槽で搾るので、雑昧がなくすっきりした味わいに仕上がる。

住所:二本松市松岡173
電話:0243-23-0164
休業:土・日・祝
交通:JR二本松駅より徒歩約4分、東北道二本松ICより車で約3分
他 :見学可(要予約、無料)

人気酒造 株式会社

伝統を守り抜きながらファンの開拓にも意欲

「日本酒は吟醸酒しか造らない、手造リでしか造らない」という人気酒造では、伝統の製法、道具にこだわり、効率化とは一線を画す酒造りを続ける。

その一方で、積極的にスパークリング日本酒などの新しい味の開発にも取り組み、新規ファンの獲得にも情熱的なのがユニーク。

辛口だが辛すぎず、ほんのりとした甘みと軽快な後味が残る。

手頃な価格も◎

住所:二本松市山田470
電話:0243-23-2091
休業:土・日・祝
交通:JR二本松駅より車で約8分、東北道二本松ICより車で約5分
他 :見学不可

二本松に泊まる

岳温泉で地酒をたしなみ国内でも珍しい酸性泉を満喫


岳温泉は、平安時代の武人である坂上田村麻呂が東征の折に発見して以来受け継がれてきた、安達太良山の麗に位置する高原の温泉郷。

泉質は、全国でも珍しい天然湧泉の「酸性泉」。

源泉から約8km離れた場所から引いてくるため適度に湯もみされ、やわらかな肌触りです。

その泉質は、かの有名な水戸黄門も称賛したと言われるほどです。

周囲には歴史を感じる風景と大自然とを一緒に巡ることができる観光スポットも豊富。

ご当地の味覚やB級グルメなどと共に、美湯を楽しもう。

ご安達太良カレー

二本松産の野菜や肉、米などの食材を使ったご当地B級グルメ「安達太良カレー」。

温泉街にある複数の飲食店でも提供しています。

 

櫟平ホテル~くぬぎだいらほてる~

じゃらん限定特典】貸切露天風呂1回無料&安達太良ミルキーカレー付き★料理長おすすめ会席プラン

二本松市B級グルメ「安達太良カレー」の櫟平ホテルオリジナル「安達太良ミルキーカレー」のレトルトパック通常600円を、お一人様につき1箱(1食分)プレゼント☆彡

「安達太良ミルキーカレー」は、「朝カレー」として当館の朝食バイキングでも人気です!!

福島で美味い日本酒ができるワケ

福島県が日本一の酒どころとなった背景にあるのは、豊富な水資源や適度に冷涼な気候、そこから生まれる良質な米、そして長年磨き上げてきた酒づくりの技術です。

これらが一体となって、福島ならではの味を生み出しています。

太平洋沿岸の浜通り、奥羽山脈と阿武隈高地に挟まれた中通り、内陸の会津と県内3エリアはそれぞれ風土や気候が大きく異なるため、地域ごとに酒の味わいが千差万別なのも面白いです。

安達太良山など、豊かな自然で磨かれた水も美昧しさの秘密の一つ

安達太良山

県内では創業300年を超える老舗酒造も活躍中。

長年受け継がれてきた「技」に目を見張ります。

美酒だけでない二本松の魅力

二本松市は日本酒以外にも見どころがたくさん。

『菊のまち』とも呼ばれる由来となった菊づくりの技や、歴史を感じる提灯祭りや霞ケ城、安達太良山の自然など、季節を問わず訪れたいスポットが街のあちこちに。

安達太良山

安達太良山は、標高約口1700mの活火山「安達太良山」は、「安達太良山のシャクナゲ」など、花の美しい山としても知られます。

安達太良山

春にはまだ薄く雪化粧を残しつつもさまざまな種類の花が咲き、夏には生命力にあふれた緑に満ち、山肌を赤く染める秋の紅葉は絶景。

そして冬には雪に覆われた一面の銀世界やウィンタースポーツなど、一年中その表情を楽しむことができます。

二本松の菊人形

二本松の菊人形は、1955年から県立霞ケ城公園を会場に、「菊の祭典」として毎年10月中旬から11月下旬まで開催されている伝統ある祭り。

職人が丹精込めて作り上げた菊人形や世界に誇れる「千輪咲」など、高い技術によって表現された色鮮やかな菊花が会場を埋め尽くし、今まで知らなかった菊の美しさに触れることができます。

日本松の提灯祭り

二本松の提灯祭りは、「日本三大提灯祭り」の一つであり、約370年前から続く歴史ある祭り。

毎年10月4日から6日にかけて3日間開催され、特に4日の宵祭りは一番の見所です。

各町内から鈴なりの提灯をつけた7台の太鼓台が繰り出し、威勢のいい若連のかけ声とお囃子を奏し、市内を練り歩きます。

約3000もの提灯が夜空を焦がして進む光景は圧巻。

県立霞ケ城公園

福島県立霞ヶ城公園は、「日本100名城」にも選ばれている、二本松城跡を有する公園。


「桜の名所100選」にも選ばれるほどの美しい桜をはじめ、フジやアヤメなどの花々が夏まで咲き誇り、秋には菊人形や紅葉で鮮やかに彩られます。

敷地内には歴史にゆかりある建造物も数多く点在。

豊かな自然を愛でながら、ゆっくり巡ってみてはいかが?