日本酒は、雪に閉ざされる冬の秋田の楽しみのひとつです。秋田の日本酒には、秋田小町に代表されるように美人名や、季節名を冠にした銘柄が多い。地元の人や酒通がおすすめする日本酒をランキング。

全体的な特徴としては、やや甘めのものが多いが、雑味がなく、口当たりもやわらかい酒がおおい。

女性にも比較的飲みやすいお酒もあるので、お歳暮やお中元、親しい友人にもお中元やお歳暮、気軽な食事会にも利用されています。

秋田清酒株式会社(大仙市)
「出羽鶴」の蔵が仕込んだ独特な味わいの深い酒
陸羽132号を使ったお酒。酸が2.0と高く、爽やかな酸とほんのりとした甘みがあって切れ味も良い。万人向けではありませんが、高い酸と独特の癖のある味わいに、はまる人もいるようです。
02位

喜一郎の酒
喜久水酒造合資会社(能代市)
若い感性で造った酒で夏に旨みを増してくる特別純米酒。7代目の平澤喜一郎氏が造ったことによる名、。本来の「喜久水」はスッキリとした酒だが、ほんのり甘い。造りたての春は旨みが少ないため苦味や渋みがあるが、寝かせて夏になるとじゅくせいして旨みを増してくる。 お中元ギフトとして贈るのもいいのでは。
03位

白瀑「山本白」
山本合資会社(山本郡)
爽やかな芳香で喉ごしもスッキリ。農薬を使用せずに自社栽培した酒米を100%使用。刈り取り、乾燥、脱穀などの作業もすべて社内で行っている。農作業を共に行った販売店のみの限定品。穏やかで優しい口当たり。
雪の芽舍
株式会社齋彌酒造店(由利本庄市)
適度な酸味がありぬる燗がおすすめの酒。山田錦、秋田酒こまちを使用し、一定期間熟成させた酒。山廃造りのうまい高橋藤一杜氏の子の酒は、イヤな山廃臭がないのに、山廃ならではの高めの酸と米の旨みを醸し出している。冷やかぬる燗がおススメ。お中元、お歳暮に。
やまユ改良信交
新政酒造株式会社(秋田市)
幻の酒米で醸した、若き後継者の野心作。6号酵母の限界にトライするシリーズのひとつ。「改良信交」は秋田最古の酒米で、幻の酒米。ジューシーでほのかな甘みと独特の酸味のバランスは日本酒離れしている。
冷やがおススメ。女性にも受けそうなのでお中元にどうぞ。
やまユ美山錦
新政酒造株式会社(秋田市)
優美な余韻を奏でるホッとできるやさしい旨さは格別な純米吟醸酒。「美山錦」は凛とした味が特徴。低温で長期間発酵させたことで、優美な味わいに。飲みはじめと終わりでは、味の広がりが異なり、余韻を楽しめる。お中元・お歳暮にも。
ゆきの美人
秋田醸造株式会社(秋田市)
酒質にこだわり少量で造る、杜氏納得の酒。小林忠彦杜氏が造る酒は酸を出すのが特徴。程よい香り、爽やかな酸味と膨らみは、飲み飽きない仕上がりに。
適度に広がる米の旨みが、喉にス―と溶け込む。お中元・お歳暮に喜ばれる酒。
春霞
合名会社栗林酒造店(仙北郡)
地元産の美山錦と名水から生まれた純米吟醸の美酒。山田錦と美山錦を掛け合わせた「美郷錦」を使用。奥羽山脈の湧水を使って醸造。爽やかなフルーツ、マスカットの様な香りがし、控えめなのでお食事に良く合います。辛さの中に旨みを感じる、穏やかながら芯の通った味わい。お中元・お歳暮にもおススメ。
夏田冬蔵
浅舞酒造株式会社(横手市)
米作りからの酒造りを実践する杜氏の純米大吟醸酒。「夏田冬蔵」はその年のとびきりの酒米で醸す提案酒。。毎年楽しみにしている愛飲家が多いとか。
甘・辛・苦・酸・渋の5つがバランスよく出ている限定流通品。
福小町
秋田木村酒造(湯沢市)
快い喉ごしが日本酒通に支持される純米酒。控え目ながら華やかな香りを持ち、喉ごしもサラリとした芳醇な純米酒。何一つ欠ける事のない絶妙なバランス。酒好きな通をもうならせる大吟醸の逸品です。どんな料理にも合うが和食との相性は抜群で料理をより美味しく感じさせる。冷や、ぬる燗におススメ。お中元、お歳暮にも喜ばれるお酒。
一白水成
福禄寿酒造株式会社(南秋田郷)
米の味を十分に生かした1回火入れの酒。白”い米と”水”から”成”る”一”番旨い酒。通称「いっぱく青ラベル」。無濾過無加水の搾りたてを、丁寧に瓶燗火入れした後、半年ほど寝かせることで酒が落ち着き、米の旨みが膨らむ。爽快でキレがあり、食中酒に最適。お中元・お歳暮にどうぞ。